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関西電力は7日、きんでんなどと共同で大阪府岬町の多奈川発電所(火力)跡地に系統用蓄電所を開発すると発表した。出力9万9千キロワット、容量39万6千キロワット時で、国内最大級の蓄電所となる。蓄電所は6月から着工し、2028年2月の運転開始を目指す。開発 ...
今回、電力ネットワークにかかわる技術を取り上げるにあたって、当然ながら電気事業者側の意見や考え方を聞き取り、あるいは 電気学会 の歴史技術総覧である 「でんきの礎」 で多くのことを確認しながらの作業となった。
オーストラリアで3日に総選挙が行われ、与党・労働党が2022年の前回選挙に続き勝利した。労働党は再生可能エネルギーを軸とした脱炭素化に意欲的だが、天然ガスも脱炭素への移行期に不可欠なエネルギーと位置付けている。今後の政権運営では、国内へのガス供給不足 ...
ユアテックは、10~20代の若年層をターゲットにしたリクルート活動を展開している。社員が仕事内容を語り合う座談会を動画投稿サイト「ユーチューブ」に投稿するほか、各種SNSでアピールする。若い世代の認知度を高め、同社への入社意欲を促す考え。
東京ガスは7日、東京都産のグリーン水素と下水汚泥から生じた二酸化炭素(CO2)を使って合成メタン(e―メタン)を製造する実証に乗り出すと発表した。大田区昭和島にある下水処理施設にe―メタンをつくる小型装置を置き、2026年度上期にも製造を始める。実証 ...
経済産業省・資源エネルギー庁は7日の有識者会合で、ペロブスカイト太陽電池の需要創出策の方針を提示した。道路や空港、港湾といった公共インフラへの設置を推進する。東京都を例に、大都市圏の自治体に対して百万キロワット級の導入目標や計画の策定を要請する。事業 ...
スペイン、ポルトガルで起きた大規模停電は1日までにほぼ復旧した。停電に至った詳しい経緯は明らかになっていないが、専門家の間ではスペイン国内での送電設備のトラブルを主因とする見方がある一方、イベリア半島の系統の脆弱性を指摘する声も上がる。両国は全電源に ...
九州電力が設立した九電みらい財団(代表理事=辻慎一・九州電力地域共生本部総務部長)は、九州電力の社有地がある平治(ひいじ)岳(大分県竹田市)でツツジ科の希少植物「ミヤマキリシマ」の植生保護活動を行った。4月12日に同社グループの社員とその家族ら98人 ...
大阪・関西万博の電気事業連合会パビリオン「電力館可能性のタマゴたち」の来館者数が6日に10万人を突破した。節目を記念して、同日大阪市内から電力館に訪れた夏目理央くんに記念品が贈呈された。電力館の岡田康伸館長は、「開幕以来、順調にオペレーションを続け、 ...
旧一般電気事業者10社の2025年度連結決算は、業績予想を開示した9社のうち、沖縄を除く8社が減収減益とした。期ずれ影響を除く実力値の経常利益は、沖縄も減益となる見通し。資材費や労務費の上昇、物価高による設備費用増加などが重荷となる。トランプ米政権の ...
中部電力パワーグリッド(PG)は、電柱に街路灯や通信設備、看板など他社の設備を取り付ける「共架」業務を4月から刷新した。契約形態を約款方式に統一するとともに、業務を中部電力グループの中電配電サポート(CHS、名古屋市、佐古直樹社長)に全面委託。一気通 ...
新潟県の花角英世知事は7日、原子力発電施設立地地域の振興に関する要望活動として、経済産業省や総務省などを訪問した。要望書では東京電力柏崎刈羽原子力発電所の電力供給を受けていない中で、原子力災害対策重点区域の指定に伴う防災対策の強化を求められ、負担のみ ...